あけおめ。
長かった年末年始の休暇も残すは後2日になりました。2025年も変わらず月に4記事程度の更新になっちゃうと思いますがよろしくお願い致します。
2025年最初のおもちゃレビューは年末に届いたこちらのプラモデルにしました。
ベラボット
商品名 | ベラボット |
発売日 | 2024年12月 |
価格 | ¥1980(税込) |
対象年齢 | 15歳以上 |
メーカー | KOTOBUKIYA |
最近になってファミレス等の飲食店でよく見かけるようになったあのネコ型配膳ロボット「ベラボット」がKOTOBUKIYAの手によってプラモデルになりました。
パッケージ&内容物
まずはパッケージの確認から。オレンジ色を基調とした可愛いパッケージ。正面には組み立てて塗装済みのイメージ画像が載ってます。
背面には付属品の表情パーツ(シール)や全体のイメージが載ってました。側面には注意書きや製品素材(PS)が記載されてます。
それでは開封‥ん!?
食玩よりパーツ点数少なくね?
内容物はこれで全部です。袋に入った白色のランナー(A)1枚と黒色のランナー(B)1枚に袋に入ったシール1枚と組立説明書1枚です。
組み立て&シール貼り付け
それでは早速組み立てていきたいと思います。パーツ点数から見ると久しぶりのプラモデル作成にはぴったり!これぐらいの数ならちゃんと2度切りして作っちゃおうと思いますね。
そして2025年からは人気があり過ぎて定価で買えなかった「マジ・スク」が私のツールに加わりました!
年末に大量に在庫が復活したみたい
転売ヤーさんお疲れ様です。
2度切りしたゲート跡をマジスクのジルコニア製のスクレーパーで削ぎ落とすと…。
こんな感じに綺麗になります。ただし切れ味が抜群なので、ちゃんと刃の面に沿わせてやらないとパーツを必要以上に削っちゃ後ので練習(経験)が必要かも知れません。
組立終わった状態がこちら。表情シールは10種類付属してますが、貼り付けるパーツが3個なので、貼り付けるシールの選抜が必要ですね。
とりあえず全塗装する予定なので、一旦こちらのシールを仮に貼り付けました。造形はかなりいい感じですが、パーツの分割やパーツの色分けは最小限なのがちょっとね…。
NONスケールのプラモデルですが、1/12スケールの可動フィギュアにぴったりなサイズ感となってます。
ベラボットの各所に3mm穴が設けられているので他のプラモデルの武器やパーツを組み込む事ができるのが面白いですね。
さすがKOTOBUKIYAだな‥うん。
塗装(難易度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎)
それでは組み立ててる時から嫌な予感しかしなかった塗装の工程に入りたいと思います。パーツ点数も少なく久しぶりのプラモデルにちょうど良いなんて思ってましたけど、色分けどころかパーツ分けさえされてないので、メインの白色と黒色の塗装が終わるとマスキング地獄の始まりです。
100円ショップで購入した白色のマスキングテープしか無かったので分かりに難いとは思いますが、白色のボディパーツにシルバーとブラックの塗装が必要で、しかも曲線にマスキングテープをカットする必要があります。
時間さえあればもうちょっと時間を掛けてマスキングできたんですが、正月休みの内にブログ1記事更新と、おもちゃ部屋探索がしたかったのでちょっと適当になりました。
真っ白なボディにパーツ分け無しでこの塗装はちょっと難しくないですかKOTOBUKIYAさん。¥500のカプセルトイ「オシャレ魔女ラブandベリー」や「甲虫王者ムシキング」の超絶クオリティの1/12筐体を出しちゃうソータさんならもうちょっとやってくれるんだろなーって思いながら作ってました。
そして苦手な筆塗りも終えて無事に完了しましたよ。
周りに写ってる小物は去年購入した1/12スケールのミニチュアです。
製品チェック(塗装後)
それでは何度もマスキング作業で逃げ出したくなっても挫けずに完成させた「ベラボット」を見ていきたいと思います。
まずは正面と背面。つぶらな瞳が可愛いネコ型配膳ロボット。できれば「Pudu Robotics社」のロゴはシールではなくデカールが良かったな。背面には3mm穴が用意されているので、3mm軸の武器やパーツを取り付けて自分だけの配膳ロボットが作れます。
背面はこんな感じになってます。内側の4段のトレー側面にも塗装が必要なんですが、筆塗りが苦手でクオリティを下げたくないから塗りませんでした。
「ベラボット」の上部。グレーで塗った丸い部分のクオリティを見てもらえば私の筆塗レベルが分かって頂けると思います。赤色のボタン部分は竹串の天面に塗料を載せて、ちょんっと載せただけでボタン全体を塗るといった深追いはしてません。
顔(モニター部)の下の穴はエナメル塗装で塗ってエナメル溶剤で拭き取り。
シルバー部分の黒色もエナメル塗装とエナメル溶剤のコンビネーションで乗り越えました。
背面の一部はシルバー塗料で墨入れみたいになっちゃってます。3mm穴も塗装したかったけど、パーツを差し込む可能性があるのでそのままに。
底面の車輪部分は筆塗りなので注視しないで下さいね。
言わないとわからないレベルですが、トレー部分は艶無しで他はクリア(半ツヤ)にしています。
3mm穴が空いたトレーも1枚付属しているので、遊び心は評価したいですね。
表情シールが7枚余るので本体側にネオジム磁石を仕込んでハサミで切れるぐらいの鉄板にシールを貼ろうかなと思いましたがやめました。
せめて表情パーツだけの差し替え式にして欲しかったです。
スケール確認
NONスケールと表記されていましたが可動フィギュアにぴったりなサイズ感なので実物とプラモデルを比べてみました。
幅 | 奥行き | 高さ | |
実物サイズ | 535.0mm | 537.0mm | 1290.0mm |
プラモデルサイズ | 44.7mm | 45.2mm | 107.4mm |
「ベラボット」の商品ページのサイズと今回作成したプラモデルのサイズを測るとこんな感じに。
完璧な1/12スケールじゃん!
遊んでみた。
1/12スケールのベラボットと1/12スケールの可動フィギュアを並べると1/12スケール信者も納得のサイズ感ですよね!
ネコ型配膳ロボットが食べ物を運ぶこの情景も今では普通ですよね。
撮影に使用した1/12スケールミニチュアのレビューはこちら。
ちなみにブログ初めて2年目の2022年のレビューです。笑
ネコ型配膳ロボットが大量の料理を運んでくれるので楽々。(実際はアルバイトが減って他にしわ寄せしてたりするのかな…?)
楽ばかりしていると怒られそう。
総評
KOTOBUKIYAから発売されたプラモデル「ベラボット」のレビューでした。
ファミレスや飲食店で見つけると楽しい気分にさせてくれる「ベラボット」が好きなので楽しみにしていたプラモデルです。
価格はパーツ数に見合った価格で、コスパも高くも低くもない感じ。造形に関してはかなり再現度は高いと思います。ただしパーツの色分けは最低限なので、未塗装で遊ぶのはちょっと残念なレベルです。
パーツ数も少ないので組立だけなら問題ないですが、塗装をするとなるとパーツ分割がないせいでかなり大変な部類に入ると思います。
最近の100円ショップのミニチュアやカプセルトイのクオリティが高くなってるせいでなんかもうちょっと出来たんじゃないかって思ってしまいますね。
スケールに関してはNONスケールと表記されてましたが、測ってみると完璧な1/12スケールだったのは評価したいですね。
「ベラボット」が好きで塗装も任せろって感じの人におすすめしたいプラモデルでした。
コメント
あけおめです。
あけおめです。
新年早々ありがとうございます。
今年もよろしくお願いしますね。