山田化学の新作！｢ミニチュア映画館のイス｣のレビューです。1/12スケール信者は複数購入確定だなこれは！

またまた山田化学さんがすごいミニチュア出しちゃったのでレビューしたいと思います。楽しみ過ぎて近くのお店の入荷を待てないので店員さんに頼んで取寄せさせて頂きました。

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休日を含む5日程度で届きましたよ。

ミニチュア 映画館のイス

商品名	ミニチュア 映画館のイス
発売日	2024年4月
価格	¥110(税込)
ラインナップ 全2種類	・レッド・ダークグレー
メーカー	山田化学

山田化学の1/12スケールミニチュアシリーズに｢映画館のイス｣が登場！過去にはパイプ椅子や事務イス、ダイニングチェア、駅のベンチ等様々な物が発売されてきましたが、今回はボリュームもあり、小物も付属していて全てが過去の物となりました。

パッケージ＆内容物確認

透明な袋の中に台紙とランナーが2枚入っています。陳列用のフック穴がランナーに一体化されていて、よく考えられていますね。

台紙の裏面に製品サイスや原料樹脂の他、分かりやすいイラスト付きの組み立て方が記載されてます。

透明な袋からランナーと台紙を取り出した状態、2枚のランナーが絶妙に重なっているのでコンパクトに収まっています。最近ランナー状態で販売される商品が増えてきたので、ここらへんのノウハウが蓄積されてきてるんでしょうかね。

色が違うだけでレッドとダークグレーのパーツ構成は同じです。ボード部分はポリスチレン製でクッション部分はポリエチレン製でした。

ちゃんとクッション部分に柔らかいポリエチレン製にしてくれてるのは嬉しいですよね。組み立てる際もクッションパーツにボードパーツを嵌め込むんだけど、組み立てる感触も優しい感じでGood！

製品チェック

組み立てた「ミニチュア映画館のイス」レッドとダークグレーがこちら。

色んな角度から見た映画館のイス。なかなか再現度が高いですね。

肘置きの先にはドリンクホルダーが付いています。座面のサイドにも柔らかい素材のクッションが付いててデザインも良き。

背面のボード部分にはデザインされたモールドがあり、映画館のイスが良い感じに再現されていました。

付属品＆ギミック

付属のドリンクは左右に付いたドリンクホルダーに入れる事が出来ます。

座面に関しては本物の映画館のイスと同様に折りたたむ事が出来るので座ってない時のイスが再現可能。座面の裏側もちゃんとモールドがあり、抜かりないですね。

続いては映画館のイスならではの連結ギミック！最近は各席の両側に肘置きの付いたイスもありますが、このミニチュアは昔ながらの隣の人と肘置きを取りあいになるタイプのイスですね。

片側の側面のクッションを外し、もう片側の肘置きから脚までのパーツを外します。（写真では自立しなくなるので片側のクッションしか外してません。）

そして２つのイスを連結するだけで完成！３席目を連結する場合は先ほどと同様に、連結する側のクッションを外し、片側の肘置きパーツを外した３席目のイスを連結するだけで無限に連結が可能となります。

連結したり外したりが容易に出来る様に連結部分は外し？外れ易いです。正直、遊んでいるとちょっとストレスになりますので「映画館のジオラマを作るんだっ！」って人は接着しちゃった方が良いかも知れません。

作ってみた。

映画館で買う物と言えばドリンクとポップコーンだと思います！ドリンクは付属しているので今回はポップコーンを作成します。

ポップコーンバケツを1から作ると時間が掛かるので適当なサイズのスプレーキャップを使います。

このままだと少し大きいので高さを少しカット。カットした部分にライターで炙って柔らかくした1mmプラ棒を巻きました。

中に入れるポップコーンは樹脂粘土で作りましたよ。造形は適当に粘土を丸めただけですが、塗装の方はポップコーンの芯に近い部分は茶色で塗り、焼き目を付けました。茶色いのはキャラメル味。

作ったのは良いけれどポップコーンバケツに入れると1つ1つの粒が大きかったので作り直しました。

１ｍｍぐらいの粒にしたかったけどこれぐらいが限界かな。時間を掛けて本気を出せば丸めるだけなので１ｍｍも不可能ではないですが他にも色々作りたいので妥協しました。

ポップコーンバケツはマスキングテープを貼っただけですがかなり雰囲気は出てると思います。赤や緑のクリスマスっぽいマスキングテープを貼れば簡単にクリスマス仕様に出来ると思います。

肝心な映画館の土台は以前から使ってみたいと思ってたセリアに売っている「ホビー用ポリスチレンフォーム」を使いました。

軽くて柔らかい素材なので傷付きやすそうですが、扱いやすく加工が簡単！カッターで簡単にカットできるのは良いですね！カットしたモノをボンドで接着し、当ブログではおなじみの「貼れる布」を貼り付けました。

「ポリスチレンフォーム」と「貼れる布」の相性が良すぎました。

自作した「1/12 ポップコーン」は遠目で見る分には問題ないけれど近くから見たら何かの豆みたい。笑

そして完成した「1/12スケール映画館」がこちら。色々作っていくうちにちょっとデカいな…ってなったので土台を18cm×18cmに作り替えました。家にあった「貼れる布」ブラックが無くなったので青になりましたが…。

全て100円ショップの材料で６席のイスも入れて￥1100(税込み)で完成！映画館の中央の端っこ部分をイメージしました。

遊んでみた。

今回は取り寄せで買ったので1アソートがレッド6個とダークグレー4個だったので保存用を残しておく為に数の多いレッドで映画館を作りましたが、本当はダークグレーで作りたかった。

映画館に来て自分の席を探す人。

いつもならミニチュアにも塗装したりして遊ぶんだけど、塗装に向かない素材って事もあるけどアレンジしなくても質感も良い感じなので、ミニチュア自体には何もしませんでした。

なかなかいい感じに仕上がったと思います。

映画館って1年1回行ったらいい方だけどテレビと違って迫力もあるし楽しいですよね。

思わず体が動いちゃう人。

評価

山田化学から発売された「ミニチュア 映画館のイス」のレビューでした。

完成品ではないですが￥110(税込み)でこのクオリティのミニチュアを販売できる山田化学は本当に凄いですよね。今回の「ミニチュア 映画館のイス」は早く欲しすぎてセリアで初めて商品取り寄せをさせて貰いました。

価格とコスパは文句なし。2024年度に発売される山田化学のミニチュアの中で1番じゃないかなって思います。まぁ毎回期待を裏切らない物をミニチュアにしちゃうのでまだ分かりませんが…。

造形に関しても誰が見ても映画館のイスですし、ドリンクホルダーや背もたれの背面や座面の裏側もモールドが掘られてて、山田化学のこだわりが感じられました。映画館のイスはそんなカラフルな物でもないので彩色の方も再現度は高いです。クッションパーツに柔らかいポリエチレンを使用してるのも◎。

実物の映画館のイスと同様に座面を折りたたむ事の出来るギミックや、付属品としてカップに入ったストロー付きのドリンクまで付いてるのが感動モノでした。

強いて言えば連結する為にバラし易さも大事ですがそのせいで連結部の保持力が弱く、連結したイスが少し外れやすいのが少し不満かな。

数さえ集めれば誰でも簡単に映画館が作れちゃうとてもいい商品ですね。たくさん買えば山田化学にも貢献できるしとてもいい感じのミニチュアですね。