ここに行き着く発想と3Dプリンターの精度に驚きました!よろず天然堂の「腹マイトセット」のレビューです。

おもちゃ
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第二次ミールトイブームと仕事の忙しさにミニチュアおもちゃのレビューを怠っていましたが「よろず天然堂さん」で購入させて頂いた、こちらの商品が届きましたのでレビューしたいと思い。

1/12〜1/10 腹マイトセット

画像引用元:よろず天然堂 商品ページ
商品名1/12〜1/10 腹マイト セット
発売日2024年10月
価格¥1200(税込)
内容物ダイナマイト×13個(予備1個含む)・胴巻きベルト×1個・革パーツ×1個・手持ち用ダイナマイト×2個
100円ライター×2個・導火線用糸60cm
メーカーよろず天然堂

昭和の任侠映画などで登場する敵対組織に特攻する際に使用される、お腹にダイナマイトを巻き付けるあの「腹マイト」が1/12〜1/10スケールのミニチュアになって令和のこの時代に登場しました。

内容物確認

今回は「よろず天然堂」を初めて利用させて頂きました。パッケージはなくて普通の段ボール箱に入って届きます。プラモデルを自主制作されている「PINKTANK」さんと同じスタイルですね。

Screenshot

小さな段ボールの中にはジッパー付き袋に入った「腹マイトセット」と追加で購入した「100円ライター2個セット」と「メッセージカード兼注意書き」が入ってました。

こちらが「腹マイトセット」の内容物になります。光造形3Dプリンターで高強度のレジンを使用された、サポート材が付いた状態のダイナマイトと100円ライターパーツの他に革製のパーツとバックルの付いたベルトパーツ、導火線を再現する紐が付属しています。

サポート材の付いた状態のダイナマイト。中心には「DENGER」の文字がモールドされていて、見るからに危険なのが分かります。

そしてこちらが100円ライター。こちらの商品はフィギュアの為に持たせ易さと見栄えを考慮して1/7〜1/8スケールで作られてる様です。

この超絶クオリティの造形を見て貰いたいのですが最新のiPhone16ProMAXを使っても、綺麗に撮影できない自分の撮影テクニックにウンザリします…。

こちらが組み立て説明書。写真付きでとても分かりやすかったです。よろず天然堂の看板娘からの適当な解説も参考になりました。

塗装&組み立て

まずはダイナマイトっぽい色の塗料を調合し全体に塗布。パーツが細かいのでサポート材から切り離す前に塗った方が良いですね。

その後、クリア塗装をしてからその上にエナメル塗料で文字の部分とダイナマイトの先端を濃い目の茶色で適当に塗りました。

左:拭き取った後 右:拭き取る前

そして綿棒にエナメル溶剤を浸し軽く拭き取ると先端部と文字にだけ色が残ります。

satoshi
satoshi

この簡単な作業だけでこの仕上がり!

塗装はちょっと…って人にも是非やって欲しい。

続いては「100円ライター」の塗装。本当はライターの一部を透明のレジンで作成しようと計画してましたが、ちょっと時間ないのでやめました。

シルバーの上にクリアーカラーで塗れば良い感じなるんじゃないかな?っと甘い考えでいましたが失敗…。

写真を撮り忘れましたがこちらも黒色のエナメル塗料でモールド部分を塗った後にエナメル溶剤で拭き取り完成。

塗ったパーツを乾燥させている間に革パーツとベルトを準備。

予め革パーツには精度良く切り込みが入っているのでベルトを通すだけで完成。バックルが最初から付いてるところが素晴らしい。

続いては乾燥させたダイナマイトをベルトに通し導火線の取り付け。3cm程度に切った紐を予め開けられたダイナマイトの先端の穴に瞬間接着剤を塗って付けました。

3本毎に導火線を捻り接着剤で固定。そして適当な長さにカットして完成。

私は用心深く接着剤をベタベタ塗り過ぎたのでちょっと見映えが悪くなっちゃいました。

そして完成した「腹マイトセット」が完成しました。「よろず天然堂」の看板娘セツコさんが解説してた通りに伸ばしランナーでライターの炎も作ってみましたよ。

satoshi
satoshi

伸ばしランナーって言葉しか聞いた事ないけどプラ棒を火で炙って伸ばせば良いんだよね。

完成後の製品チェック

完成した「腹マイト」がこちら。元々の造形や革パーツの精度の良さのおかげで良い感じに仕上がりました。

1番のお気に入りポイントはこのダイナマイトの先端の塗り分けですね。

satoshi
satoshi

そこ?ってつっこまれそうだけど…。

革パーツの切り込み精度が高いせいか、すっとベルトが通るのにちゃんと革パーツを丸めてベルトを引っ張ると丸まった状態で止まってくれました。

何気に凄いのがこの手持ち用のダイナマイト。フィギュアの手に持たせ隠れる部分が太くなっています。

手持ち用の膨らんだ部分は約2.8mmで膨らんでいない部分は約2.4mmになってます。

そしてこちらが塗装後の「100円ライター」です。透明に見せる為にキャンディ塗装を試みましたが全然でしたね…。

エナメル塗料でのスミ入れもまぁそれなりに良い感じでしょう。

遊んでみた。

右手(写真:左)に持ったダイナマイトは予備用のストレートなダイナマイトなので横にしないと抜け落ちてしまいますが、左手(写真:右)に持っているダイナマイトは膨らんでるおかげで抜け落ちません!

satoshi
satoshi

ちょうど膨らんだ部分が手に隠れるし凄いぜ「よろず天然堂」!

ダイナマイトに火を付けようとしてる人。「いいのか?ダイナマイトに火を着けるぞ!」って聞こえてきそう。

「腹マイト」を1/12スケールのフィギュアに取り付けた状態がこちら。確かに1/10スケールのフィギュアにも使えそう絶妙なサイズ感ですね。

暴力団事務所っぽいアイテムが無かったので山田化学の「ミニチュア木箱II」を使用しました。

こちらの商品も色んなところで利用できるのでこちらもおすすめですよ。

そして「腹マイト」といえばこの上着に隠してたダイナマイトを見せつけるこのポーズ!

寒くならないとこのジャケットを着たボディパーツのジャンヌさんは出さないんですが「腹マイトセット」の為に少し早く着せました。

総評

「よろず天然堂」から発売された「腹マイトセット」のレビューでした。

個人的な印象ですが個人で制作されたこういうアイテムって高そうなイメージでしたが¥1200(税込)で良心的なプライスだと思いました。

造形も凄いですが材質も革製だったり実際にベルトが通せるバックルが付いてたりして、非常にコスパは高いと思います。

ダイナマイトの文字のモールドや100円ライターの細かな造形もリアルに再現されてます。3Dモデリングのクオリティ高さにも驚きですが3Dプリンターの進化にも驚きましたね。

私の様にちょっと老眼が進行している人には辛いかも知れませんが、見た目より簡単に塗装や組み立てができる良いキットだと思います。

1/12スケールのフィギュアに付けても大き過ぎないサイズ感だし、1/10スケールのフィギュアにも小さ過ぎないサイズだと思います。

satoshi
satoshi

手持ちの美少女プラモデルに付けた写真を撮れば良かったな。

100円ショップやプラモデル、個人で制作されているミニチュアは毎月たくさんみますけど、まさかあの「腹マイト」のミニチュアを令和に買うと思いもしませんでした。笑


ミニチュアやカプセルトイ等の小さなおもちゃのレビューを中心にブログを運営してますが、スマホしか持ってないし撮影技術も低いのでもうちょっと綺麗な写真を取れる方法がないかと模索してるので温かい目で見守って下さい。

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