8月最終日。
連休のおかげで今月はブログを6件も更新する事が出来ました。

この調子で頑張りたい。

レビューしたいおもちゃは山ほどあるんだけど今日もターリンさんのカプセルトイです!
極小生ビール

| 商品名 | 極小生ビール |
| 発売日 | 2025年8月21日 |
| 価格 | ¥300(税込) |
| ラインナップ 全4種類 | 1.生ビールセット・2.ハイボールセット・3.レモンサワーセット・4.瓶ビールセット |
| メーカー | 株式会社ターリン・インターナショナル |
前回のレビューに引き続きターリンの1/12スケールのミニチュアを楽しめる「極小シリーズ」にたくさん集めると1/12サイズの宴会が楽しめる「極小生ビール」が登場しました。
生ビールセット

まず最初に紹介するのは赤色のカプセルに入った「生ビールセット」です。

ランナー状態で塗装されたおてもと書かれた割り箸とおしぼりと白いお皿に盛り付けられた枝豆。そしてメインのジョッキと中身の生ビールが入ってました。

パーツを切り離しジョッキに生ビールを入れた状態。

中身の取り外すせるので中身が入った状態と空になった状態が楽しめていいですね。
ハイボールセット

続いては青色のカプセルに入った「ハイボールセット」の紹介になります。

先ほどの「生ビールセット」のジョッキと生ビールは既にランナーから切り取られた状態でしたが、ハイボールはランナーのままでした。生ビールには泡の塗装が必要な為、予め切り取られた可能がありますね。

ミニブックを見てもセット名しか記載がないので実際のところ、付属しているミニチュアが何なのかは詳しく分かりません…。たぶん唐揚げとだし巻き卵だと思う…酒飲めないから居酒屋とか殆ど行かないし料理にも詳しくないから適当ですいません。

極小うどんに付いてたからあげにそっくりだから合ってるでしょ。

こちらのハイボールも中身が取り外せて良い感じ。個人的にジョッキがただの透明のプラスチックではなく、透けた乳白色なのがなんかリアルな質感で気に入ってます。
レモンサワーセット

続いては黄色のカプセルに入った「レモンサワーセット」です。個人的にこれが当たりだと思います。

全種類いらねーわって人は黄色カプセルを狙って頑張ってね。

こちらが個人的に当たりと思われる「レモンサワーセット」の付属品。なんとレモン絞り器と半割れレモンまでセットになってます。

イカの姿焼きとかミニチュアは他にも見かけた事がありそうですが、1/12スケールのレモン絞り器は初めて見たかと思います。

枝豆やからあげ、だし巻き卵は1色でしか塗装がされていませんでしたが、イカの姿焼きはリアルな焼き目が付いてます。マヨネーズっぽいモノもお皿にのってるのもポイントが高いですね。

半割れレモンの断面は抜かりなくモールドと塗装で再現されています。
瓶ビールセット

最後は黒色のカプセルに入った「瓶ビールセット」になります。

こちらは料理がシンプルな冷奴だけですが、なんとビール瓶だけでなく、グラスとビールが別パーツになっていて、1/12スケールの栓抜きが付いてておすすめです。

グラスに入った瓶ビールもちゃんと表面だけですが、泡の塗装が施されています。

瓶ビールのラベルもプリントで瓶ビールの栓はシルバー塗装がされています。グラスのビールは小さいですが、他の飲み物と同様に中身が取り出せて使い勝手が良さげです。
ミニブック


ミニブックは表面がカラープリントで裏面がモノクロプリントになってます。ターリンの殆どのカプセルトイがこの方式なので、ついついミニブックを眺めてしまいます。

モノクロでラインナップ紹介されても区別つかないし見る気になれない。
確認してみた。

偶然にもおもちゃ部屋に中ジョッキがあったのでミニチュアのジョッキと大きさを比較してみました。


まずはミニチュアジョッキの高さと口部外径の測定。


続いては実際の中ジョッキの測定。結果は下記の通りです。
| 高さ | 口部外径 | |
| 極小生ビール(生ビールセットのジョッキ) | 14.1mm(実測値) | 8.5mm(実測値) |
| 1/12スケール換算 | 169.2mm(換算値) | 102mm(換算値) |
| 中ジョッキ | 157mm(実測値) | 81.8mm(実測値) |
思ってより正確な1/12スケールではありませんでしたが可動フィギュアにぴったりならそれでOK!

まぁ色んなサイズのジョッキがあるからさ…。
遊んでみた。

今回は「極小うどん」の様なランナーの状態で塗られたパーツが、割り箸とおしぼりしかないしゲート跡が薄い黄色の部分で目立たない為、特に補修する必要がありません。かと言って何もしないのは残念なので栓抜きの穴である部分をピンバイスで抜き取りました。

せっかく珍しい1/12スケールの栓抜きなのでリアルにしたいですよね。穴を開けるだけでこんなにもリアルな栓抜きに!ビール瓶も持たせても可動フィギュアにぴったりなサイズ感で◎。

結局、今回も良い感じのテーブルが無かったので山田化学の「ミニチュア会議机」と「ミニチュアパイプ椅子」を使用しました。


中身が取り外しできるジョッキなので中身を取り出したジョッキをフィギュアに持たせるだけで「生中1つ!」って聞こえてきそう。


1/12サイズの宴会が…っ書いてたけど行った先の宴会のメニューがこれだと絶対帰っちゃう…。

総評

ターリンさんから発売されたカプセルトイ「極小生ビール」のレビューでした。
前回レビューした「極小うどん」と同様に価格も安くコスパは優れていて、さすがターリンさんって言ったところですね。
造形はとても素晴らしいですが彩色について至って普通。カプセルトイの食品ミニチュアってたくさん色んなところから出てますが、BANDAIの食品ミニチュアとかもこのレベルなんですよね。
そもそも食べ物のミニチュアの塗装って難しいんですよね。カプセルトイの様なあまりコストを掛けれない商品なので仕方ないですが、ターリンで言えば「箱買い!シリーズ」とかはシールの精度と造形とサイズ感で商品の良し悪しが決まりますが、食品ミニチュアは塗装のクオリティで良し悪しが決まっちゃうので、食品ミニチュアは難しいし、発売が発表された時も心配しかなかったです…。
ですが今回の「極小生ビール」は付属品が素晴らしい!あまり見る事のない1/12スケールのおしぼりだったり、レモン絞り器や栓抜きといった、メインにはなれないけど一緒にあるだけでリアルさが一気に高くなる小物が付属している点と、お酒の中身がグラスやジョッキから取り外せるところが非常に良かったです。
実際に測ってみるとぴったりな1/12スケールじゃないかも知れませんが、1/12スケールの可動フィギュアにはばっちりなサイズ感なので、私達の様な1/12スケール信者も納得できる商品だと思いました。
でもやっぱりレビューの最後に述べた様にどう見ても宴会に出てくる料理には見えなかったので、また機会があればメニューを改めて「極小宴会」を発売して欲しいですね!

まさかターリン社の宴会があのメニューって訳じゃないよな…。


コメント