6月に発売された美少女プラモデルを早々に組み立ててレビューしようと意気込んでましたが結局、7月に突入してしまいました。

美少女プラモデルとは距離を取っていましたが久しぶりに「可愛い!欲しい!」と思えるモノが発売されましたので紹介します!
創彩少女庭園「ウルフさん」

商品名 | 創彩少女庭園「ウルフさん」 |
発売日 | 2025年6月 |
価格 | ¥8360(税別) |
付属品 | ウルフさん本体×1セット・ヘアスタイルパーツ1種「ウルフレイヤーカット」×1 ・前髪パーツ2種×1「通常タイプ」「メガネ対応タイプ」 表情パーツ(塗装済みタイプ)「通常顔」「ドヤ顔」「きょとん顔」「にらみ顔」×各1個・表情パーツ(未塗装タイプ)「通常顔」「ドヤ顔」「きょとん顔」「にらみ顔」×各1個 手首パーツ8種「持ち手(通常)」「持ち手(狭)」「持ち手(広)」「持ち手(丸)」「握り手」「指さし手」「平手A」「添え手」×各左右分・前傾姿勢胴体パーツ×1・座り姿勢用パーツ×1 スカートパーツ3種×各1・靴を脱いだ足首パーツ×左右各1・スクールバッグ×1・スマートフォン×1 展示用ベース×1・メガミデバイス対応首ジョイント2種×各1「通常タイプ」「前傾姿勢タイプ」・水転写表情デカール×1 |
製品素材 | PS・ABS・POM・PVC(非フタル酸) |
スケール | 1/10スケール |
メーカー | KOTOBUKIYA |
「創彩少女庭園」のスピンオフとしてこれまでに登場したキャラクターのパーツをアレンジやカラーバリエーションを使用して生み出された知ってるような知らないようなどこかのだれか。「〇〇さん」シリーズ第1弾はウルフレイヤーカットでミリタリー配色が似合う「ウルフ」さんが発売されました!
パッケージ&内容物の確認

まずはパッケージの確認。正面にはちょと照れた表情のウルフさんのイラストが描かれています。

パッケージの側面には完成品の写真、フェイスパーツやポーズによって選べるスカートパーツが紹介されてます。

反対側の側面には注意事項や水転写デカールも紹介されてますね。

こちらは正面と同じウルフさんのイラストが採用されてました。

開封。袋に入ったランナーパーツがぎっしりと詰まってます。袋から取り出して順番に見て行こうと思います。

まずは表情パーツや髪パーツに関節パーツに水転写デカールです。手首パーツは柔らかい素材でできているのでランナーがぐにゃぐにゃしています。

胴体にあたるシャツパーツは薄っすらピンク色っぽくてソックスは真っ白な素材です。下着パーツは淡い水色の成形色になってます。

続いては肌色のパーツと塗装済みパーツです。塗装済みパーツは腰部分の肌色パーツに下着の水色の塗装が少し塗られてます。

何でこんなところでパーツ分割されてるんだろ‥不思議だな。

最後は上着やスカート、バッグに小物と展示台ベースになってます。

ランナー以外の付属品として組み立て説明とパーツリストに紛失した場合に必要となるパーツ請求案内が付いてました。

説明書を開くと完成後の素敵な「ウルフさん」の写真が掲載されていてるので、見てるとやる気が起きますね!

説明書は分かり易く説明されているのでプラモデル初心者でも簡単に組み立てが可能になってます。

説明書の最後には塗装する為のカラーやデカールのガイドになってます。
組み立て&製品チェック

それではさっそく組み立てて見ようと思います。

美少女プラモデルとは思えない複雑な形のパーツも混在していました。

髪パーツを組み立てて表情パーツを付けてあげると顔パーツが完成。

可愛いじゃん。

完成した「ウルフさん」がこちら。シャツパーツにネクタイパーツと襟パーツが分割されているので見映えは良いですね。

腰に上着を巻いてます。スカートと上着は2つで1つのパーツになっているので上着だけを外したりは出来ません。

ダブついたルーズソックスが可愛いです。




完成品のフェイスパーツは全部で4種類。個人的には「ドヤ顔」がおすすめ。

スカートは全部で3種類。「通常ver.」の他に「なびきver.」と「座りver.」が付属します。写真では「座りver.」のスカートに「前傾姿勢用の上半身」を付けています。

取り付け方法は下半身を外して上半身と下半身の間にスカートを挟み込むだけです。

「なびきver.」を着用したウルフさん。

「座りver.」のスカートと「前傾姿勢用の上半身」を着用したウルフさん。最近の美少女プラモデルに比べると可動が劣る分、こういうポーズに特化したパーツが付いているのは嬉しいところ。

付属品のバッグとスマホを持たせてみるとこんな感じ。バッグのベルト部分は軟式パーツで再現されています。

私はコトブキヤショップで購入した為、購入特典の「ショートヘア アレンジパーツ」が付いてました。

「ウルフレイヤーカット」が気に入って購入したウルフさんですが、「ショートヘア」のウルフさんも◎。

私は使用しませんが展示台ベースはこんな感じ。
合わせ目消し&塗装

久しぶりの美少女プラモデル作成なので今回も「ランナーパテ」を作成して合わせ目消しをやっていこうと思います。



まずは合わせ目消しをするパーツと同じ材質のランナーを切り刻みます。


空き瓶に切り刻んだランナーパーツを入れて「タミヤセメント(流し込みタイプ)」を浸るまで入れました。

この状態で漬けていると切り刻んだランナーが溶けていきます。

この状態で1日経つと完成するんだぜ。

こちらが完成したランナーパテです。塗装するのならランナーパテなんて作る必要はないんですが、私は「肌パーツは塗装しないっ!」って心に決めているので必要なんですよランナーパテ。

まずはランナーパテが可動部分に付かない様にマスキングテープを貼り付けます。

そして今回はランナーパテを塗る前にタミヤセメント(流し込みタイプ)を塗ってからランナーパーツを合わせ目部分に塗りました。

パーツを合わせてぐっと押し込んで写真の様に合わせ目にムニュっと出てくる様にして成功です。

ぐっと押し込んで合わせ目をくっつける事が重要なんで、接合部分に切り込みを入れてスカスカにした状態で押し込んだ方が変にテンションが掛からないのできっちり押し込めますね。

塗装する部分は合わせ目に白っぽい線が入っても問題ないので、接着剤を両面に塗ってぐっと押し込むだけでOK。

こちらも合わせ目部分が溶け出してムニュっとはみ出すのでこのまま放置します。

ランナーパテは硬化が遅い為、硬化剤を使わない場合は3日程置いた方が良いみたい。その後、はみ出した部分をデザインナイフやヤスリ掛けで段差がない様に処理して完成です。

写真(左)が合わせ目がある状態。写真(右)が合わせ目を消した状態です。1000番のスポンジヤスリ(100均)でヤスっただけなので全体的にザラザラしてますが、艶消し塗料を吹くと綺麗に塗ってなるので心配無用!

続いては塗装と美少女プラモデルの強い味方「Mr.COLOR スーパースムースクリア」で艶消し塗装をします。

ランナーパテで合わせ目を消したおかげ塗装しなくても良い感じ。

仕上げに「タミヤ ウェザリングマスター」で膝やお尻、影になる部分に塗って拭き取る様にぼかしてあげるとさらにリアルに仕上がりました。

ふーんエッチじゃん。

思いのほか時間が掛かりましたが「ウルフさん」が完成しました。
完成後の製品チェック

髪パーツはグラデーションにしたつもりが下手過ぎて色が全体的に暗くなってしまいました。

こうして見ると全然グラデーションになってなくて残念。

ウェザリングマスターで仕上げた足(特に膝)は良い感じですよね。

足の後ろ側も抜かりなく。ルーズソックスの合わせ目消しも上手くいきましたV

バッグはスカートと同じミリタリーっぽいグリーンでしたが学習バッグでよく見かけるブルーに仕上げました。

使用方法の分からないシュシュは適当黒色に塗りました。スマホは画面を黒色に塗りボディは白色で仕上げました。

「靴を脱いだ足首パーツ」のおかげで部屋でくつろぐウルフさんの再現も容易です。

クッションは山田化学から発売されている「ミニチュアビーズクッション」を使用しています。

簡単に部屋でくつろぐ姿を再現できるのでおすすめだぞ。


少し怒った様に見える「にらみ顔」も良い感じですよね。

コトブキヤショップ購入特典「ショートヘア アレンジパーツ」は押さえておきたいパーツですね。
総評

KOTOBUKIYAから発売された「創彩少女庭園ウルフさん」のレビューでした。
価格の方はBANDAIの30MSとかと比べると安いとは思えませんね。コスパもお値段通りといった状態ですね。
造形についてはさすがコトブキヤといったところですね。彩色についても最低限塗装しなくても問題ないレベルです。
可動についても問題ありませんが最近の美少女プラモデルの可動が凄すぎてちょっと残念に思えてきちゃいます。
まぁ「ウルフさん」は可愛さで買った様なモノなので全然問題ないですけどね。

特典は無くても安いのも魅力的。
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